非結核性抗酸菌症 出産(高齢の私の場合)

おしるしから少量の破水

妊娠39週目に入り、新生児の肌着や哺乳瓶など
育児に必要な物も揃え、「陣痛」が始まるのを
毎日ドキドキしながら待っていました。
(最後の出産から約17年も経っているので、気分は初産)

39週目と6日目の夜中
1時頃から、シクシクとお腹が張ってくる感じが・・・

それでも前駆陣痛と言う事もあるので
お腹をヨシヨシとさすりながら、横になってウトウトしていました。

でも、いつもとは違う感じの下半身の様子・・・

トイレに行ってみると、少量の出血に水っぽい感じのおりもの
「これは!破水????」

とりあえず、布団に戻り 横になりながら
スマホに入れておいた「陣痛の間隔が計れるアプリ」で
お腹の張りをチェックしてみると3分〜7分の間隔で痛みがおこり
もしかしたら本物の陣痛かも?

病院へ行くタイミング バッチリ!!

夜中に起き出して、炊飯器のご飯をおにぎりにしたり
出産に必要な物が「お産準備バッグ」に入っているか確認したり
ゴソゴソと動いている私に、旦那が気が付き
「とりあえず、病院へ連絡してみたら?」と。
(そうそう、それ最初)

病院に連絡してみると、「今から入院の準備をして来てください」と言われ
夜も開ける前の5時ごろ 車で病院へ向かいました。

その途中でも、ジリジリとかズンズンと下半身が痛み出し、
「これは!本物の陣痛だわ!!」と確信。
病院に到着後、すぐに内診をしたところ
「破水してますので、このまま入院ですね」と言われ
出産の準備のお着替えを済ませて陣痛室へ。
(お昼ごろまでに決着(出産)がつけば良いな〜)と思っていました。

何年たっても経産婦(あっ と言う間に出産)

陣痛室へ入り、ベットに横になりながらも
最初は余裕のある痛み。

旦那が立会いをしてくれることもあり
時々は笑顔で会話もしていましたが、
入室から30分が過ぎた頃には
痛みが秒速で酷くなり、病院に着いてから
約3時間半で出産したのでした。

出産時の非結核性抗酸菌症の心配ごと

私の場合、「非結核性抗酸菌症」+「大人喘息」でしたので
もし、出産の時に「喘息の発作」が起きたら、どのような対処の方法があるのか
とても心配でした。

呼吸器科の先生には、「いつも使っている【シムビコート】を(万が一)発作が起きたら
吸入しなさい」と言われました。

婦人科の先生には、
「発作が起きたら、無理矢理にでも酸素吸入をするので酸欠にはさせないから大丈夫ですよ!」
と言われました。

結局、発作は起きませんでした(良かった〜)

持病持ちで高齢出産の心構え

今回の出産について
私は、普通よりリスクの高い出産と思っていましたが
呼吸器科の先生も、婦人科の先生も
病気や年齢のことに関して、特に特別扱いもなく
他の若い妊婦さんと同じく  お産に向けて、
極普通に注意するべきことに徹して指導をしてくださったので
私にとっても、身構えること無く
無事に出産することができたのではないかと思っています。

そして、肺の様子といえば・・・
妊娠中、各月で病院へかかり
お腹にガードをしてレントゲン撮影をして様子をみていましたが
両肺にあった空洞化の一つは、小さくなり今は影も見えないほどに

そして、もう片方の空洞化したところも
小さくなってきています。

この病気は「悪化もするし、良くもなる」と呼吸器科の先生に言われ
私の場合、だんだんと空洞化した所は小さくなってきている様です。
そして、「悪化もする」事を忘れないよう念をおされました。